禁煙日記 in 中国（常熟）

今日は7時に目が覚めた。

　やはり予想したように起きがけ、体が煙草を求める。

　階下へ走り、煙草を買ってこようという衝動に何度もかられる。

　イライラするので散歩に出る。

中国の煙草屋さんである。コンビニ（便利店）でも煙草は売っている。大きく写っている七天・・というのはコンビニではなく安価ビジネスホテル、ホテルは”酒店”。連鎖酒店と読めるのは中国語で”チェーン店”とう意味らしい。

身体を動かすのはよいようだ。家でじっとしているとなかなかつらいが、外へ出てみると煙草屋を見ても大丈夫である。

こうして24時間をクリア。

　　⇒　３０時間へ

仕事は毎日結構遅くなる。

　　帰宅後、11階の窓から常熟市街の方角を眺めながら

　　タバコを吸うのが日課になっていた。いま、煙草を吸えればどんなにいいだろうか。

　　と、やはり思う。

問題は、この吸いたいという気持ちは、明日になれば和らぐのであろうか、
　　それとももっと強くなるのであろうか。

　　それが、わからない。

ただ一つだけ言えるのは、

　　何か月あるいは年単位の時間が必要なのかもしれないが、

　　煙草の場合はこの吸いたい気持ちはいつか消えてしまうということである。

　　禁煙とはその時を待つことである。

　　（覚醒剤の場合はそうではないらしいが…）


とりあえず今日の夜はジャンクフードでごまかそう。寝入ってしまえば24時間クリアである。


⇒　2日目へ

8時目を過ぎるあたりから、たばこを吸いたいという衝動の起こる頻度が少し増えた。

そしてその考えを頭から振り払うのに少し時間がかかるようになってきた。

とはいえ、半日12時間をもう少しでクリア。

寝てしまえば24時間は楽にクリアできるかもしれない。

夕食は「味蔵」のカレーライスである。
口を動かしている間は大丈夫だ。

⇒　12時間クリアへ

食事の前後は煙草が吸いたくなる。

　近くの日本料理屋『増家』へ。

テーブルの上のガラスの灰皿が宝石のように見える。



いつもは注文しない増家弁当（60元）を食べる。
　　
　禁煙前祝い



いちばん煙草が恋しくなるのは食後。

　気晴らしに天銘国際ホテル前にある彫刻公園を散歩する。



この公園は最近、改造したようで新しいオブジェがいくつか増えていて楽しめた。

とりあえず、こういうミント系のものを買っておく。



この時間帯、やはりまだ習慣的なもので、タバコ吸いたいという欲望は間欠的に湧き上がってきますが、どうしても吸いたいという禁断症状みたいなのはないようです。

⇒ 10時間目へ

最初の1時間は、先ほども書いたが条件反射的というか、無意識に煙草に火をつけるという危険があるが、本当に煙草が吸いたいという気にはならない。

喫煙歴は長いが、ここ半年、煙草の本数が急激に増えてしまった。
多い時は1日に二箱、つまり40本に迫るときもあったろうか。

そういうヘビースモーカーが突然禁煙であるから2時間をすぎると、本当に煙草がすいたくなる。

とりあえずシャワーを浴びることにする。

中国赴任の方はご存じだろうが、中国のシャワーはお湯の勢いが実に弱弱しい。
スッキリというわけにはいかない。

それどころか 血中のニコチン濃度が下がるのか、 しばらくすると本当に煙草がすいたくなる。 そろそろ昼食の時間。

とりあえず外へ出る。

　次は6時間の壁